KONTAの身体的リスクとして最も現実味を帯びて語られてきたのが、喉の病気および声帯ポリープの手術疑惑です。BARBEE BOYS全盛期の1980年代後半から1990年代初頭にかけての過密スケジュールは、現代の労務環境からは考えられないほど過酷なものでした。
医学的見地から見ても、KONTAのような高音域での歪み(ディストーション)を含んだ発声と、ソプラノサックスという高い呼気圧を必要とする管楽器の演奏を同時に行う行為は、声帯粘膜に対して慢性的な強い摩擦と物理的ストレスを与え続けます。そのため、ファンの間では「声帯ポリープを切除したのではないか」「結節ができて声質が変わった」という指摘が絶えませんでした。
喉の手術についてKONTA本人が公式の場で「外科手術を受けた」と明言した記録はありません。音楽関係者の取材によると、「ツアー終盤には常に喉の限界を迎えており、ステロイド吸入や専門医による厳密な消炎治療を受けながらステージを完走していた」という壮絶な現場の証言が残っています。声帯を手術して声を失うリスクを避けるため、むしろ投薬と休養、そして発声フォームの微調整によって自身の声をメンテナンスし続けていたというのが実態です。