お弁当を華やかに仕上げる定番アイテムといえば「可愛いピック」や「抗菌シート」です。しかし、使い方次第では逆効果になるケースがあるため注意が必要です。
可愛い旗や動物のピックをミニトマトに直接刺すと、皮に穴が開き、そこから内部に雑菌が侵入するだけでなく果汁が漏れ出す原因になります。特に気温と湿度が一気に上がる梅雨から夏場にかけては、ピックの穴一つが致命的な傷みにつながりかねません。どうしてもピックを使いたい場合は、持ち手のないおかずカップに添えるだけにするか、食べる直前に挿す工夫が求められます。
また、抗菌シートを被せているからと安心しすぎるのも禁物です。市販の抗菌シートはシートが直接触れている表面にしか抗菌効果を発揮しません。トマトの底面や他のおかずとの接触部分まではカバーできないため、過信は禁物です。夏場のお弁当には、抗菌シートだけに頼るのではなく、保冷剤とお弁当用保冷バッグを併用して庫内温度を10℃以下に保つことが最大の防御策となります。