半世紀以上にわたり激動のエンタメ界を疾走してきた1954年組ですが、道半ばで旅立っていった盟友達の存在も忘れてはなりません。1954年生まれ 芸能人 物故者に目を向けると、独自の強烈な足跡を遺した才能たちが思い出されます。
テレビドラマや映画で鮮烈なバイプレイヤーとして愛され、脱原発運動や社会派の言動でも知られた木内みどりは、2019年に65歳で急逝。また、青春ドラマや刑事ドラマで野性味あふれる演技を見せた俳優・三浦洋一は、2000年に46歳という若さで食道がんにより逝去しました。映画界を牽引し、数々のヒット作を世に送り出した映画監督の大森一樹も2022年に70歳で生涯を閉じています。彼らが遺した熱量は、今なお残された同世代の表現者たちの中に息づいています。
一方で、驚異的な現役感を維持しているのが、ロックバンドTHE ALFEEのメンバーである坂崎幸之助と高見沢俊彦です(※桜井賢は学年同じの1955年1月生まれ)。デビュー50周年を超えてなお、毎年数十本規模の全国ツアーを敢行し、武道館公演の最多記録を更新し続ける姿は、ファンの間でも「奇跡の70代」と称賛されています。ネット上やSNSでも「あの年齢であれだけのハイトーンボイスとハードなステージをこなすのは超人」「自分も年齢を理由に諦めてはいけないと勇気をもらえる」といった敬意の声が絶えません。彼らが示す圧倒的なフィジカルとバンドの結束は、シニア世代の新たな地平を切り拓いています。