番組のもう一つの大きな見どころは、旅の途中で合流する豪華多彩なゲストライダーたちです。2019年に世間を震撼させた明石家さんまの34年ぶりテレビ東京出演をはじめ、中居正広、唐沢寿明といった大物芸能人から、人気お笑い芸人、現役アイドル、トップアスリートまで、その顔ぶれは民放各局の看板特番に引けを取りません。
なぜ、真夏の炎天下や真冬の寒風吹きすさぶ過酷なバイク旅に、これほどの一流スターが喜んで集まるのでしょうか。そこには「出川哲朗という人間が持つ圧倒的な人徳」と「番組の飾らない空気感」があります。
通常のバラエティ番組では分刻みの台本と進行表に縛られますが、この充電旅には台本が存在しません。ゲストも出川哲朗と同様に民家のインターホンを押し、お風呂を借り、時には民家で雑魚寝します。公の場で見せるスターの仮面が剥がれ落ち、一人の人間としての素の表情や優しさが自然と引き出される構造が、出演者自身の好感度を高める契機にもなっています。断られて恥をかき、充電のお礼に番組特製シールを手渡して感謝を伝える泥臭い営みが、多くのタレントにとっても貴重な原点回帰の場となっているのです。