高い就職実績を誇る一方で、進路選びにおいて見落としてはならない注意点や、ネット上で過剰に美化されている部分についても冷静に目を向ける必要があります。
まず、「Sコースに入りさえすれば誰でも公務員になれる」という誤解です。Sコースの講義は非常に密度が濃く、日々の課題提出や模擬試験の復習など、相当な自己管理能力と学習時間が要求されます。途中で課題についていけずに脱落する学生も少なからず存在し、本人の強い意志と継続力が伴わなければ、手厚い環境も宝の持ち腐れになります。
また、学生間の「温度差」も考慮すべきポイントです。Sコースに所属して朝から晩まで勉学に励む意識の高い層がいる一方で、一般的な大学生活をなんとなく過ごしている学生との間で学習意欲の二極化が生じやすい傾向があります。周囲に流されず、早い段階から自分の将来像を見据えて行動できるかどうかが、満足度の高い就職を掴み取るための決定的な分水嶺となります。
キャンパス環境についても、緑豊かで広大な八尾市郊外の花岡キャンパスと、都市型でアクセス至便な八尾駅前キャンパス(オーバル)の2拠点体制となっており、自分の通う学部や受講する講義がどちらで開講されるのかを事前に正しく把握しておく必要があります。