ネット上や週刊誌で囁かれ続けてきた「天地真理が老人ホームに入居している」という噂。結論から言えば、この報道は半分正しく、半分は誤解を含んでいます。彼女が入居したのは、要介護度の高い高齢者が入る特別養護老人ホーム(特養)ではなく、民間事業者が運営するサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)でした。
舞台となったのは神奈川県川崎市内の住宅型施設です。彼女が長年暮らした自宅マンションを出てこの施設へ移り住んだ背景には、2015年頃から顕著になった歩行困難や体調不良、そして高齢による一人暮らしの限界がありました。報道各社の取材や当時のインタビューにおいて、本人は「一人でいると転倒したときに誰も助けてくれない」「食事の管理や身の回りの世話をしてもらえる場所が必要だった」と率直に胸中を語っています。
入居当初、週刊誌の直撃取材に対して「部屋は快適ですが、自由にお金が使えない」「週に1回、娘が持ってきてくれる2000円のお小遣いでやりくりしている」と答えたことで、「軟禁状態なのではないか」「過酷な貧困生活を送っているのでは」と世間を騒がせました。しかし実態は、認知機能の低下や浪費を防ぎ、彼女の生活を守るために家族と施設側が苦渋の決断として講じた生活再建のための安全策でした。