多くの搭乗検討者が抱く疑問が、「スターフライヤーはLCC(格安航空会社)なのか?」という点です。結論から言えば、スターフライヤーはLCCではありません。運航形態としては「MCC(ミドルコストキャリア)」や「ブティック・エアライン」に分類され、提供されるサービス水準は大手航空会社と同等、座席設備に関しては大手を凌駕するスペックを誇ります。
決定的な違いは「座席の広さ」に現れています。スターフライヤーが採用する単通路機「エアバスA320」は、LCCであれば最大定員の180席を配置するのが一般的です。しかし、スターフライヤーではあえて座席数を150席(新仕様機で162席)に絞り込み、乗客1人あたりの足元スペースを大幅に拡大しています。男性が深く腰掛けても膝と前席の背もたれの間に握り拳が2つ以上入るゆとりがあり、フットレストや可動式ヘッドレストも備わっているため、長時間のフライトでも腰や脚への負担が最小限に抑えられます。
さらに、受託手荷物(荷物の預け入れ)に関しても、普通運賃・早期割引を問わず1人あたり20kgまで無料で預けることが可能です。LCCのように「基本運賃は安いが、手荷物預け入れや座席指定の手数料を足したら大手と変わらない総額になった」というストレスが一切発生しません。