「ブリーチをしないとアッシュ本来の透明感は手に入らないのでは」と諦める必要はありません。アッシュカラーのブリーチなし施術でも、髪のメラニン状態とトーン設計を正しくコントロールすれば、見違えるほどの垢抜け感が手に入ります。
ヘアカラーにおける透明感の作り方は、ベースの明度選びが鍵を握ります。現在の髪色が暗い場合、一度の施術で明るさと色味の両方を同時に求めると、中途半端なブラウンに傾きがちです。確実なのは、まず8〜10トーン程度までトーンアップさせてから濃いアッシュを重ねるプロセス、あるいは高明度・高彩度を出せるリフト力の高いカラー剤を指定する方法です。
失敗を防ぐためのサロンでのアッシュカラーオーダー方法としては、以下の3点をスタイリストへ明確に伝えてみてください。
- 「現在のベースの明るさから、ブリーチなしで最も赤みを消せる配合にしてほしい」
- 「室内では落ち着いた地毛風、自然光に透けたときに灰色やオリーブのニュアンスが出る明るさを希望」
- 「過去の黒染めや縮毛矯正、パーマなどの履歴を隠さずすべて共有する」
曖昧に「アッシュで」とだけ伝えるのではなく、透け感の度合いや退色後の希望を具体的に言語化することが、イメージ通りの仕上がりを引き出す最短ルートです。