処方箋はないものの、急な頭痛や腹痛、風邪症状で市販薬(OTC医薬品)が手元に欲しい場合、選択肢は調剤薬局にとどまりません。
都市部では、総合ディスカウントストアのドン・キホーテや、登録販売者を夜間配置している一部の24時間営業コンビニエンスストアにおいて、第二類・第三類医薬品(総合感冒薬、整腸剤、解熱鎮痛薬のイブプロフェン・アセトアミノフェン製剤など)が購入可能です。深夜の急場をしのぐ解熱剤や胃薬であれば、こうした店舗網を利用するのが最も迅速な解決策となります。
一方、処方箋を伴う調剤が必要なケースで近隣に24時間営業のチェーン店が見当たらない場合は、地域医師会・薬剤師会が指定する当番薬局へ連絡を取る形になります。当番薬局の多くは夜間にシャッターを閉めていますが、店舗入り口に掲示された緊急連絡先や専用ダイヤルへ電話をかけることで、当直薬剤師が店舗を開けて調剤業務を行う体制を整えています。駆けつけ対応を依頼する際は、医療機関名と処方箋の内容を電話口で正確に伝えることが円滑な受け入れにつながります。