Q1:1類感染症と2類感染症の最も大きな違いは何ですか?
A1:危険度の高さに加え、適用できる行政処分の強さが異なります。1類感染症には入院勧告や就業制限だけでなく、建物への立ち入り制限や交通制限(72時間以内の通行遮断)などの強力な措置が認められています。一方、2類感染症(結核やSARSなど)には交通制限の規定はありません。
Q2:新型コロナウイルス(COVID-19)の現在の位置づけはどうなっていますか?
A2:2023年5月8日以降、新型インフルエンザ等感染症から「5類感染症」へ移行しました。これにより、法律に基づく外出自粛要請や入院勧告などの強制的措置はなくなり、季節性インフルエンザと同等の扱い(定点把握対象)となっています。
Q3:国試直前に最低限覚えるべき優先順位は?
A3:まずは①1類の7疾患と②3類の5疾患を語呂合わせで100%完璧にしてください。次に③2類の主要疾患(結核、ジフテリア、ポリオ、SARS、MERS)と、④各分類ごとの入院勧告・就業制限の有無を押さえましょう。4類・5類はベクター感染症や全数届出の代表例(麻しん、風しん、梅毒など)を拾う形で仕上げるのが最も効率的です。