コーダーブルーム クロスバイク 通勤通学における実力はどうでしょうか。毎日往復15kmを3年間にわたり走行している都内在住のビジネスパーソンや、雨の日も片道8kmの通学路を駆け抜ける学生ユーザーへの取材からは、カタログスペックだけでは分からない現場のリアリティが浮かび上がってきます。
現場の声として最も称賛を集めたのは、コーダーブルーム RAIL DISCに搭載されている油圧ディスクブレーキの耐候性です。「梅雨時の土砂降りや冬の冷え込みでも、指先1本の軽い力で意図した通りにピタッと止まる。制動距離が伸びる恐怖感から完全に解放された」という証言が示す通り、ストップ&ゴーの多い日本の都市交通において、制動系の信頼性は安全確保に直結しています。
一方で、長期使用によって浮き彫りになったウィークポイントも存在します。車体が極めて軽量に設計されているため、強風が吹き荒れる河川敷の走行や大型トラックに追い越された際の風圧に対して「車体が煽られやすい」という点です。また、標準装備のキックスタンドは日常使いに便利であるものの、風の強い駐輪場では軽量な車体が倒れやすく、フレームに小傷がつきやすいというリアルな苦言も寄せられました。
耐久性に関しては、ホダカの設計基準に準拠しているためフレーム自体の強度は非常に強固です。タイヤの空気圧管理(2週間に1度の適正圧充填)とチェーン注油を怠らなければ、5年以上のヘビーデューティーな日常酷使に十分耐えうるタフネスを備えていることが実証されています。