未解決のインナーチャイルドを放置したまま大人になると、社会生活のあらゆる場面で歪みが生じます。
例えば職場では、上司の機嫌が悪いだけで「自分が何かミスをしたのではないか」と過剰に怯えたり、過労で倒れるまで仕事を抱え込んだりします。恋愛や夫婦関係においては、相手を試すような行動(試し行動)を繰り返して自ら関係を壊してしまう、あるいはモラハラ的な相手から離れられなくなる依存の構図に陥りがちです。
これらはすべて、子どもの頃に満たされなかった愛情や承認を、目の前の他者から何とかして奪い取ろうとする無意識の代償行為です。生きづらさの根本的な解消法は、他人に埋めてもらおうとするのをやめ、自分自身が「良き親」となって内なる子どもの親代わりを務めることにあります。