相模原市中央区に位置する光と緑の美術館は、個人コレクションの公開を起源とする私立美術館です。館内に足を踏み入れると、まず目を奪われるのが高い天井から差し込む柔らかな自然光と、窓外に広がる鮮やかな木々の緑です。「光と緑」という館名が示す通り、展示作品だけでなく空間そのものがひとつのアートピースとして構成されています。
最大の見どころは、企画展ごとにガラリと表情を変える洗練された展示室です。作品と鑑賞者の距離が非常に近く、画家の筆遣いや彫刻の質感まで間近でじっくりと観察できます。メガミュージアムのような長蛇の列や鑑賞待ちのストレスとは無縁であり、作品と一対一で静かに対話できる贅沢な環境が高く評価されています。