ネット上の情報では「大量の請求書や宛名ラベルをExcelからWordへ1枚ずつコピペして作る」といった非効率な手法が散見されますが、これは典型的な非効率ワークです。定型フォーマットにExcelリストの値を流し込むなら、「差し込み印刷連動」が圧倒的な最適解となります。
Wordの「差し込み文書」タブからExcelファイルをデータソースとして指定すれば、顧客名や金額、日付などの個別データをWordのテンプレートへ一括で差し込めます。数百人分の個別文書であっても、わずか数秒でミスなく生成可能です。
また、「ワードからエクセルへの逆変換」に関しても誤解が広がっています。「Wordの表をそのままExcelに貼り付けると1つのセルに全テキストが入ってしまう」というトラブルです。
この現象は、Word側で選択した範囲に段落記号が含まれていることが主因です。Wordの表全体を選択(表の左上の十字マークをクリック)してコピーし、Excel側で通常の「貼り付け」を行うだけで、各セルが綺麗に分離された状態でデータを取り込めます。メモ帳などに一度貼り付けてタブ区切りテキストにしてから取り込む古典的な裏技も、複雑なレイアウトをリセットする際に有効です。