大会の冠名となっている「ビーフ佐々木」とは一体何者なのか。その人物像と足跡を知ることは、本大会の魅力を理解する上で欠かせません。
ビーフ佐々木氏の本名は「佐々木 晋(ささき しん)」。日本のボディビル黎明期から活躍し、国内外の重量級カテゴリーで数々のタイトルを獲得してきた伝説的ヘビー級ボディビルダーです。「ビーフ(Beef)」という愛称は、牛のように圧倒的で規格外のバルク(筋量)と、見る者を圧倒する重厚なステージパフォーマンスに由来しています。
現役選手としての輝かしい経歴の一方で、佐々木氏は指導者・オーガナイザーとしても卓越した才覚を発揮してきました。旧来の厳格で閉鎖的になりがちだったボディビルコンテストに対し、音楽・照明・MCによるエンターテインメント性を大胆に導入。「選手が最高のスポットライトを浴び、観客が熱狂できる場所を作りたい」という信念のもと、NPCJの立ち上げやFWJの発展を現場ディレクターとして牽引してきました。その情熱と人望の厚さが、自身の名を冠したこの大会にトップクラスの選手と大観衆を引き寄せ続ける原動力となっています。