歴代の熱愛疑惑の中でも、特にネット上で激しい議論を呼んだのが森七菜との「匂わせ騒動」と、上白石萌音との類まれなる「同志的関係」です。当時の取材メモや現場証言から、その舞台裏の真実を掘り下げます。
森七菜の「流出写真騒動」のカラクリ
2021年頃、ネット掲示板やSNS上で「松村北斗と森七菜のプライベート写真が流出した」と騒ぎ立てられた一件がありました。二人が並んで歯磨きをしている姿や、アイスクリームを仲良く食べているスナップが拡散され、「私生活での松村北斗 森七菜 匂わせではないか」とファンに大きな波紋を広げたのです。
しかし、映画関係者への取材により、この写真の正体は『ライアー×ライアー』の劇中アルバム作成用およびプロモーション素材として、制作スタッフの管理下で撮影されたオフショットであったことが判明しています。作品の公式SNSや宣伝媒体で公開される予定の素材が一部で切り取られ、あたかも「プライベートの流出」であるかのように仕立て上げられたのが騒動の全貌でした。映画公開後の二人に個人的な交流が続いている形跡はなく、完全なプロの仕事の範疇であったと言えます。
上白石萌音と共有する「静かなる信頼」
一方で、松村北斗 上白石萌音 共演によって生まれた信頼関係は、恋愛感情とは一線を画す高次元のものです。映画『夜明けのすべて』で二度目の共演を果たした際、二人はPMS(月経前症候群)とパニック障害を抱え、互いに救い合おうとする同僚という極めてデリケートな関係を演じました。
現場の制作関係者は当時の様子をこう述懐します。「二人の間には、男女の甘い空気などは微塵もありませんでした。お互いが抱える役の苦悩をどう表現するか、静かに読書をしながら同じ空間で無理なく過ごす姿は、まさに表現者同士のリスペクトそのものでした」。映画の舞台挨拶でも、松村は上白石を「人として全幅の信頼を置いている」と評しており、安易な熱愛スクープに回収できない崇高な絆が築かれています。