ネット上にはびこる大きな誤解の一つに、「裏垢女子の流出動画は本物が多く、探せばタダで手に入る」という言説があります。しかし、サイバー防犯の観点からこの言説を検証すると、99%以上が捏造または過去データの違法転載であることが判明しています。
詐欺グループは、海外のアダルトサイトやダークウェブから無断転載した動画の冒頭数秒を切り取り、「日本の女子高生の裏垢流出」と偽ってパッケージングし直しているに過ぎません。ユーザーが「本物かもしれない」と期待してリンクを踏む心理こそが、彼らの最大の収益源です。
また、「シークレットモードやVPNを使っていれば安全」という考えも完全な誤謬です。フィッシングサイトに自らパスワードや認証情報を入力してしまえば、どれほど強固なプライベートブラウズ環境を使っていても情報漏洩は防げません。真のリスクは通信経路ではなく、ユーザーの油断を突くソーシャルエンジニアリング(心理的詐欺)にあります。