秘境のような迫力を持ちながら、アプローチが比較的容易である点も苗名滝の大きな美点です。エントランスとなる駐車場から滝の直近にある展望デッキまでの所要時間は片道約15分、往復でも40分前後の歩きやすいコースとなっています。
道中は関川のせせらぎを聞きながら進む平坦な木道や砂利道が主体ですが、ルート上には2つの吊り橋が架けられており、適度なアドベンチャー感を味わえます。特に2基目の吊り橋を渡る瞬間は、足元で波打つ渓流の飛沫と正面に近づいてくる滝の全景が視界いっぱいに広がり、屈指のシャッターチャンスとなります。終点の滝見テラス周辺には滑りやすい階段や濡れた岩場が一部残るため、ヒールや革靴は避け、歩き慣れたスニーカーやライトトレッキングシューズで訪れるのが安心です。