ストレートパーマと縮毛矯正の最も大きな違いは、「熱処理(ヘアアイロンによるプレス)を行うかどうか」と「本来の目的」にあります。名称が似ているため同系統の施術と混同されがちですが、毛髪内部で起きている化学変化のプロセスは明確に異なります。
まずストレートパーマは、もともと「一度かけたウェーブパーマを落として元の直毛に戻すこと」や「髪全体のボリュームを一時的に抑えること」を目的に開発された技術です。1剤で髪の結合(シスチン結合)を切断し、コーミングで整えた後に2剤で再結合させるプロセスをとります。アイロンによる熱変性を用いないため、生まれつきの強いうねりや縮れ毛に対するストパーのくせ毛改善効果はほとんど期待できません。
一方の縮毛矯正は、薬剤で髪の結合をゆるめた後、約160〜180度の特殊なアイロンで熱を与えながら髪のタンパク質を真っ直ぐに再整列させて固定する技術です。この熱処理によって頑固なくせ毛の構造そのものを組み替えるため、強いうねりや縮れ毛であっても、半永久的に真っ直ぐな状態をキープすることが可能になります。