チョー・ヨンピルは1950年3月21日生まれ。2026年時点で76歳を迎えていますが、その音楽的探求心とエネルギーは衰えるどころか、今なおアジアの音楽界の頂点に君臨しています。
1968年にロックバンドのギタリスト兼ボーカリストとしてキャリアをスタートさせた彼は、1980年に『窓の外の女』『おかっぱ頭』でソロデビュー。韓国ポップス界初となるミリオンセラーを達成し、韓国大衆音楽史において「国民的歌手」「歌王(カワン)」の称号を不動のものにしました。ロック、トロット、バラード、民謡、最先端のエレクトロポップまでを自在に横断するそのスタイルは、後進のK-POPアーティストたちからも神聖視されています。
日本国内では80年代の歌謡曲歌手としてのイメージが強いものの、本国での彼は常にアリーナやスタジアムを満員にするスーパーロックスターです。近年でも11年ぶりとなる正規20集アルバム『20』を完成させ、大規模な全国ツアーを敢行。70代半ばとなった現在も、一切キーを落とさずに2時間を超えるフルステージを歌い抜く驚異的な声帯とフィジカルを維持しており、2026年の今も音楽ジャーナリズムから最大の賛辞を送られています。