現在残された2名が元気に活動を続けられている背景には、家族による並々ならぬサポートと生活環境の徹底したマネジメントが存在します。単なる精神論ではなく、客観的な医療・生活管理の実態が彼らの長寿と活動を支えています。
加藤茶さんは2011年、45歳年下の加藤綾菜さんと結婚しました。結婚当初、世間や週刊誌からは「財産目当て」「遺産狙い」といった激しいバッシングが浴びせられましたが、綾菜さんはそれらを一切言い訳せず、夫の命を守るための行動に移しました。
綾菜さんは「介護福祉士実務者研修」「生活習慣病予防アドバイザー」「食育インストラクター」などの専門資格を次々と取得。高血圧や血管疾患の既往がある加藤茶さんのために、塩分を1日6グラム未満に抑えつつ旨味を凝縮させた「特製減塩出汁」や野菜中心のメニューを開発しました。自著やメディアで公開されている減塩レシピは医療関係者からも高く評価されており、結婚から15年近くが経過した現在、世間の見方は「稀代の良妻」へと完全に覆っています。
一方の高木ブーさんも、一人娘である長女・かおるさんの手厚いサポートを受けながら暮らしています。妻・喜代子さんを1994年に亡くして以来、娘夫婦と同居しながら二人三脚で歩んできました。90代を迎えて足腰の筋力維持が必要な中、毎日ウクレレに触れて指先を動かし続けることが、認知機能の維持やポジティブな精神状態の確保に大きく寄与していると専門医からも指摘されています。