「周期表を横に暗記したのに、無機化学の記述問題がまったく解けない」という挫折談がネットの知恵袋や学習コミュニティで頻発しています。その理由は明確です。化学反応の性質やイオン化傾向、最外殻電子の数は、横の「周期」ではなく縦の「族」によって決定されるからです。受験化学で高得点を叩き出すトップ層は、例外なく周期表 縦の覚え方をマスターしています。
特に試験頻出となる主要4グループ(1族・2族・17族・18族)は、以下の語呂合わせで反射的に書き出せる状態にしておくことが鉄則です。
① 1族:アルカリ金属 語呂合わせ(Hを除く Li・Na・K・Rb・Cs・Fr)
「Hなリナと彼女のルビーせしめてフランスへ」
(H・Li・Na・K・Rb・Cs・Fr)
最外殻電子が1個で1価の陽イオンになりやすく、水と激しく反応して水素を発生するという共通性質を一網打尽にできます。
② 2族:アルカリ土類金属関連(Be・Mg・Ca・Sr・Ba・Ra)
「ベッドでマグカップ抱えてスリラー体験、バラ色」
(Be・Mg・Ca・Sr・Ba・Ra)
※高校化学ではベリリウム(Be)とマグネシウム(Mg)はアルカリ土類金属に含まれないというひっかけ問題の超頻出ポイントも、この語呂の先頭2文字として意識しておけば即座に判別可能です。
③ 17族:ハロゲン 族 覚え方(F・Cl・Br・I・At)
「ふっくらブラジャー愛の跡」
(F・Cl・Br・I・At)
単体の酸化力の強さ(F2 > Cl2 > Br2 > I2)や常温での状態(気体・液体・固体)、特有の色(淡黄・黄緑・赤褐・黒紫)とセットで出題される必須単元です。
④ 18族:希ガス(He・Ne・Ar・Kr・Xe・Rn)
「変なねーちゃんある日狂ってキセノン乱暴」
(He・Ne・Ar・Kr・Xe・Rn)
閉殻構造を持ち、化学的に極めて安定している単原子分子群です。