メダカの水カビ病は治せる!白い綿の正体と塩浴・薬浴の治療手順

メダカの水カビ病は治せる!白い綿の正体と塩浴・薬浴の治療手順

メダカの水カビ病は治せる!白い綿の正体と塩浴・薬浴の治療手順の詳細解説をご紹介します。最新トレンドが満載です。

水カビ病の初期治療において成否を分けるのは、発症直後のわずかな異変に気付けるかどうかです。よく混同される疾患に「白点病」がありますが、病因も対処法も根本から異なります。

白点病は「白点虫(イクチオフチリウス)」という繊毛虫が寄生するもので、粉を振ったような硬く小さな点状の粒(直径0.5〜1mm程度)が無数に現れます。これに対してメダカの水カビ病の初期症状は、体表やヒレの先端に半透明から白色の「薄いクモの巣状のモヤ」がゆらゆらと揺れるように現れます。初期段階のメダカは、ヒレを閉じて水槽の底でじっと静止したり、水面の片隅で弱々しく漂ったりする行動を見せます。

進行度別の状態変化は次の通りです:

【ステージ1:初期】ヒレ先や吻部(口元)にわずかな綿状の付着が見られる。食欲はまだ残っており、刺激を与えると機敏に泳ぐ。

【ステージ2:中期】綿塊が硬貨大に広がり、綿の先端に水中のゴミが付着して茶褐色や緑色に変色する。遊泳力が明らかに落ち、群れから離れて孤立する。

【ステージ3:末期】体表の半分以上が菌糸に覆われ、エラの開閉が極端に速くなるか弱まる。水底に横たわり、刺激を与えても起き上がれない瀕死状態に陥る。

なお、メダカの水カビ病の感染力そのものは、ウイルス性疾患のように爆発的な水平感染を起こすわけではありません。健康な個体へ次々と飛び火する心配は低いものの、同じ水槽内で劣悪な水質や急激な水温低下に晒されている同居魚は、すでに免疫が落ちており連鎖的に発症する危険を秘めています。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。