熱心なファンの間でもたびたび話題にのぼるのが、デビュー初期から現在に至るまでの変遷です。「昔のライブ映像を見ると衣装の色が今と違う」という疑問を持つ方も少なくありません。これには、当時の所属事務所の体制や、グループの構造変化という極めてリアルな背景が存在します。
1. デビュー初期の「固定色なし」と衣装主導の時代
2007年のデビュー当初、10人という大所帯だったHey! Say! JUMPには、現在のような厳格な公式メンバーカラーは制定されていませんでした。当時の音楽番組やコンサートでは、曲のコンセプトに合わせた全員お揃いの衣装や、赤組・白組、あるいは年上組(BEST)・年下組(7)で分ける大まかな色分けが主流でした。
当時は、雑誌のグラビアやコンサートツアーごとにメンバーが身につける衣装の色が目まぐるしく入れ替わっており、ファンも「今回のツアーではこの色が担当なのかな?」と手探りで応援グッズを準備していたのが実情です。
2. エースの台頭と「山田涼介 メンバーカラー 赤」の確立
メンバーカラーの固定化において、最大の転換点となったのが山田涼介 メンバーカラー 赤への移行です。デビュー当初、グループのセンターポジションを務めていたのは高身長で華やかな存在感を放っていた中島裕翔でした。当時の山田は水色や白などを着用するケースが多く見られました。
しかし、ドラマ出演などで急速に頭角を現した山田がセンターへシフトするにつれ、グループの顔としての立ち位置が確立されます。「王道アイドルグループのセンター=赤」という定石に従い、山田の情熱的でストイックなキャラクターに相応しい赤がメンバーカラーとして正式に定着しました。この配置換えは、本人たちの間でも葛藤があったことが後のインタビューで明かされていますが、結果としてグループの求心力を飛躍的に高める決定打となりました。
3. バランスの再編:中島裕翔の水色と知念侑李のピンク
山田が赤を背負うことになった際、パートナーシップとグループ内のバランスから再設計されたのが中島裕翔 メンバーカラー 水色です。初期の中島は黄色などを着用することもありましたが、爽やかで清潔感あふれる長身のスタイルと、山田の「情熱の赤」に対する「清冽な水色」というコントラストが美しく成立したことで水色に落ち着きました。
一方の知念侑李 メンバーカラー ピンクは、ファンの間でも満場一致の決定でした。小柄で可愛らしく、メンバー全員から溺愛される天性のアイドル性を備えた知念にとって、ピンクはまさにパーソナルカラーそのものだったと言えます。
4. 「緑被り」を解消した岡本圭人 メンバーカラー 緑 経緯と薮宏太の黄緑
メンバーカラー決定の過程で最も実務的な調整が必要だったのが、グリーン系統の重複問題でした。当初、岡本圭人 メンバーカラー 緑 経緯においては、英国留学経験を持つジェントルマンな岡本に落ち着きのある深い緑が割り当てられました。
しかし、最年長でありグループを穏やかに見守る薮宏太 メンバーカラー 黄緑との差別化が課題となりました。同じ「緑」では遠くから客席を見渡すコンサートやグッズ展開で識別が困難になるため、薮は若葉のような「ライトグリーン(黄緑)」、岡本は深みのある「フォレストグリーン(濃緑)」として正式に区別化が図られたのです。2021年に岡本がグループを卒業して以降も、薮のカラーは変わることなく「黄緑」のまま維持されており、メンバー間でもファンの間でもその歴史が大切に継承されています。
5. BESTメンバーの個性を象徴するカラー配置
年長組であるHey! Say! BESTのカラー配分も、緻密なキャラクター分析に基づいています。人懐っこく誰からも愛される有岡大貴 メンバーカラー オレンジは、太陽のように現場を明るくする本人のキャラクターそのものです。また、マイペースで知的な雰囲気を漂わせる伊野尾慧 メンバーカラー 青、バラエティから音楽制作まで器用にこなす八乙女光 メンバーカラー 黄色、ワイルドなルックスと甘い歌声を持つ髙木雄也 メンバーカラー 紫と、それぞれのパブリックイメージに完璧にフィットする形で、2010年代前半のコンサートグッズ展開(スマートフォングッズやペンライトの多色化)を契機に公式設定として不動のものとなりました。