犯罪心理学が学べる大学と就職の真実!偏差値・科捜研ルート徹底解説

犯罪心理学が学べる大学と就職の真実!偏差値・科捜研ルート徹底解説

犯罪心理学が学べる大学と就職の真実!偏差値・科捜研ルート徹底解説の全貌を詳しく解説してご紹介します。

犯罪心理学の知見をそのまま仕事で活かしたい場合、目指すべき公務員心理職の仕組みを理解しておく必要があります。主な専門キャリアの試験制度と実情を整理します。

1. 科学捜査研究所(科捜研・法医心理分野)

各都道府県警に設置されている科学捜査研究所の「人文研究室」「法科学研究室」では、心理学の専門職が採用されます。主な任務は、ポリグラフ検査(嘘発見器)を用いた供述確認、現場に残された痕跡から犯人像を絞り込む地理的プロファイリング、目撃証言の心理的妥当性の検証です。

ただし、採用は毎年定期的に行われるとは限らず、退職者が出た際などに「若干名」の欠員補充として募集されるケースが大半です。倍率が30倍から50倍以上に達することも珍しくなく、地方公務員採用試験の中でも屈指の狭き門となっています。

2. 法務技官(心理職・人間科学区分)

法務省管轄の国家公務員専門職試験(人間科学区分)を通じて採用されます。配属先は主に全国の「少年鑑別所」や「刑務所」です。非行を犯した少年や受刑者に対し、知能検査や性格検査、面接を実施し、犯罪に至った動機や生育歴を総合的に分析して「資質鑑別」を行います。この鑑別結果は、家庭裁判所の審判や少年院・保護観察所での処遇方針を決定する極めて重いエビデンスとなります。

3. 公認心理師・臨床心理士の取得

2017年の国家資格化以降、心理職の標準要件となった「公認心理師」。医療や教育、司法福祉の現場で心理査定やカウンセリングを行う国家資格です。大学で指定科目を修めて卒業後、認定大学院を修了するか、法務省などの実務施設で一定期間の実務経験を積むことで受験資格が得られます。専門職として生涯キャリアを築くのであれば、公認心理師カリキュラムに対応した大学を選ぶことが極めて重要です。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。