香典のお札の向きは裏が正解?顔の位置と失礼のない最新マナー徹底解説

香典のお札の向きは裏が正解?顔の位置と失礼のない最新マナー徹底解説

香典のお札の向きは裏が正解?顔の位置と失礼のない最新マナー徹底解説に関する主要な事実を詳しくまとめました。詳細な解説をチェックしましょう。

インターネット上のQ&AサイトやSNSでは、香典のお札の向きに関して極端な言説や誤解が散見されます。現場の検証から判明した代表的な盲点を3点取り上げます。

誤解1:肖像画の向きは「地域や宗派によって上下が真逆」なのか?

ネット上の一部記事で「関西では肖像画を上にする」「浄土真宗では顔を上に向ける」といった言説が流布していますが、主要な仏教宗派の本山や大手葬祭互助会の指針において、教義としてお札の上下を規定している宗派は存在しません。一部の地域で「受付係がお札の金種を素早く確認しやすいように、肖像画を上にして入れる習慣がある」という実務優先のローカルルールが存在することは事実ですが、一般的な弔事作法としては「肖像画を下・裏」にしておけば全国どの地域・宗派であっても非礼に当たることはありません。

誤解2:新紙幣(ホログラム入り)は表裏の判別が異なる?

2024年に導入された新紙幣は、最先端の3Dホログラムやユニバーサルデザインが採用されています。このため「表裏の基準が変わったのではないか」という疑問を抱く人がいます。しかし、財務省および日本銀行の規定通り、人物の肖像画が大きく描かれている面が「表面」であることに変わりはありません。渋沢栄一(一万円)、津田梅子(五千円)、北里柴三郎(千円)の顔がある面を伏せて下側に向けるという基本手順は、旧紙幣と全く同一です。

中袋がない略式封筒(水引印刷型)の入れ方

市販の簡便な香典袋には、中袋が付いておらず外袋に直接お札を差し込むタイプが存在します。この不祝儀袋お札の向きも考え方は同一です。表書き(「御霊前」「御香典」など)が印刷されている正面に対して、お札の肖像画を裏に向け、顔が下に位置するように直接収めます。中袋がないからといって慶事と同じ表向きに入れてしまうミスが非常に多いため、注意が必要です。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。