桐島聡が最期を迎えた鎌倉の病院とは?偽名逃亡50年と告白の真相に迫る

桐島聡が最期を迎えた鎌倉の病院とは?偽名逃亡50年と告白の真相に迫る

桐島聡が最期を迎えた鎌倉の病院とは?偽名逃亡50年と告白の真相に迫るとはどんな影響があるのか? 主要なファクトを整理してお届けします。

逃亡犯が医療機関を受診する際、最大の障壁となるのが「公的個人認証」と「健康保険証」の提示です。身分証明書の提示を求められれば指名手配犯であることが即座に露呈するため、桐島は数十年間、一度も健康保険証を作らずに生活していました。

病院側が偽名を見抜けなかった理由は、桐島が一貫して「自費診療(10割全額自己負担)」で医療費を支払っていた点にあります。日本の医療機関では、保険証を持たない患者であっても全額自己負担であれば診察を拒否することは基本的にありません。また、医療従事者に身元調査の義務はなく、患者から名乗られた氏名を信じて診療録(カルテ)を作成します。

桐島は工務店から受け取る給与をすべて現金で管理し、近隣の歯科医院やクリニックに通う際も「内田洋」名義で現金決済を徹底していました。周囲から「うーやん」の愛称で親しまれていた男は、公的機関のデータベースに一切痕跡を残さない徹底した現金主義によって、半世紀にわたり医療機関の目をすり抜け続けていたのです。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。