長年にわたり日本の気象を見続けてきた気象予報士の森田正光氏は、今回の気圧配置について次のように指摘しています。「3月の中旬に差し掛かるこの時期は、南からの暖かく湿った空気と北からの冷たい寒気が激しくぶつかり合う舞台です。特に南岸低気圧のルートがわずかに南北にぶれるだけで、東京などの都心部が大雨になるか、大雪になるかが劇的に変化します。」
同氏の気象学的な見解によれば、今回のケースでは陸地近くを通るルートをとっており、沿岸部では雨が主体となるものの、内陸部や標高の高い地域では湿った重い雪に変わる境界線が紙一重です。落雷や突風といった局地的な激しい現象にも十分注意を払う必要があります。