超電導リニアが実用化されることで得られる最大の恩恵は、圧倒的な移動時間の短縮です。品川駅から名古屋駅までの所要時間は最速40分。現在運行されている東海道新幹線「のぞみ」の標準的な所要時間が約1時間26分〜1時間30分であることを考えると、移動時間はほぼ半減します。
最高速度は時速約285キロの新幹線に対し、リニア中央新幹線は時速500キロに達します。この異次元のスピードが生み出す東京・名古屋間の移動時間短縮効果は、単に「50分早く着く」だけにとどまりません。首都圏と中京圏がひとつの通勤・経済圏として直結し、日帰り出張のスケジュールや企業の拠点配置に抜本的な変革をもたらします。
なお、最速40分は途中駅に停車しないノンストップ便の想定タイムです。途中の各駅に停車するタイプでも約60分前後での走破が見込まれており、どの列車を利用しても従来の鉄道移動とは一線を画すスピード体験が約束されています。