ネット上のコミュニティやSNSでは、その卓越した演奏力ゆえにいくつかの誤解や極端な噂が散見されます。吹奏楽界の実態に照らし合わせながら、代表的な3つの誤解を正しく検証します。
誤解①:「メンバーのほとんどがプロ演奏家で構成されている?」
これは事実ではありません。同団は社会人、教員、公務員、民間企業社員、医療従事者、学生など、多様なバックグラウンドを持つアマチュア奏者で構成されています。プロ奏者顔負けの響きを生み出しているのは、団員一人ひとりの徹底した個人練習と、指揮者・近藤久敦氏による綿密な合奏指導の結晶です。
誤解②:「コンクール至上主義でギスギスしている?」
コンクールで輝かしい成績を収めているため、体育会系の厳しい上下関係を想像する人も少なくありません。しかし実際は、一般社団法人横浜ブラスオルケスターとして民主的かつ組織的なガバナンスが敷かれており、純粋に「良い音楽を作りたい」という共通目標のもとで活発な意見交換が行われるフラットな関係性が保たれています。
誤解③:「誰でもオーディションに応募して気軽に体験できる?」
オーディションの門戸自体は広く開かれていますが、いわゆる「アットホームな市民バンド」のノリで参加すると実力差に圧倒されることになります。高度な初見演奏能力、純正調のハーモニー感覚、スコアリーディングの基礎知識が暗黙の前提として要求されるため、相応の覚悟と準備が必要です。