インターネットで「水道 修理 安い」と検索すると、画面を埋め尽くすのは「基本料金数百円から」という甘い謳い文句だ。しかし、実際に作業員が自宅に到着した途端、「壁を壊す必要がある」「配管をすべて交換しなければならない」と脅され、法外な請求書を突きつけられるケースが急増している。国民生活センターへの相談件数は高止まりしたままであり、手口は年々巧妙化している。
かつては高齢者が主なターゲットだったが、最近では一人暮らしを始めたばかりの若者や、日本語が不慣れな外国人居住者も被害に遭っている。事態を重く見た自治体や警察も啓発活動を強化しているが、ネット広告の海に埋もれた詐欺グループを完全に排除することは極めて難しいのが現状だ。