「まだ直接的な被害に遭っていないのに、警察を呼んでもいいのだろうか」と躊躇してしまう人は少なくありません。しかし、「身の危険を感じた」「明らかに尾行されている」「敷地内を覗き込まれている」といった状況は、十分に110番通報の対象です。警察側も重大犯罪を未然に防ぐための早期通報を呼びかけています。
通報時の焦りを防ぐためにも、警察(110番)へ電話をかけた際の流れをあらかじめ頭に入れておくと冷静に対処できます。
- 1. 事件か事故かの確認:警察官から「事件ですか、事故ですか」と聞かれるため、「不審者につけられている」「怪しい人物がいる」と伝えます。
- 2. 現在地(発生場所)の特定:住所がわからない場合は、近くの電柱に記載されている「電柱番号」、交差点の名称、自動販売機に貼られている住所表示ステッカーなどを目印に伝えます。
- 3. 被害の状況と相手の特徴:「どのような被害に遭ったか」「相手の性別、推定年齢、身長、体格、服装、髪型、所持品」を覚えている範囲で伝えます。
- 4. 逃走方向と手段:相手がどちらの方向へ、徒歩・自転車・車などのどの手段で向かったかを伝えます。
なお、すでにその場を離れて危険が去っており、緊急性はないものの地域のパトロールを強化してほしいといった相談は、警察相談専用電話「#9110」または最寄りの警察署・交番の窓口を利用するのが適切です。