長年にわたりお茶の間を楽しませたキャラクターでしたが、2000年代後半から徐々に変化が訪れます。小倉優子さんがこりん星をやめた理由には、設定を維持し続けることへの精神的な限界と、人間としての誠実さがありました。
バラエティ番組で有吉弘行さんをはじめとする共演者から「千葉県茂原市出身だろう」と鋭く突っ込まれる場面が増え、小倉さん自身も「いつまで嘘をつき続けなければならないのか」「本当の自分と作られたキャラクターのギャップ」に深く悩むようになっていました。
20代後半を迎え、大人の女性としての将来や結婚・出産といったライフステージの変化を見据えた際、ファンタジーの鎧を脱ぎ捨てる決断を下します。キャラを卒業した際、ファンや視聴者からは失望されるどころか、「正直に打ち明けてくれて親近感が湧いた」「むしろ人間味があって応援したくなった」と、好意的な受け止め方が大半を占めました。