1970年代のポップ・ロックが若い世代に爆発的な再ブームを起こした最大のきっかけは、間違いなく映画の存在だった。マーベル・スタジオが誇るヒット作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』のオープニングシーンを思い出してほしい。
激しい宇宙怪獣との戦闘を背景に、小さなベビー・グルートがこの曲に合わせて無邪気に踊り明かす伝説的なシークエンスだ。メガホンをとったジェームズ・ガン監督は、かねてよりELOの熱烈なファンであり、劇中歌として使用するために並々ならぬ情熱を傾けた。映画の封切りとともに、スクリーンを包んだ多幸感あふれるサウンドは観客の心を打ち、新たなファン層を一気に獲得することとなった。