スナックを日本の誇るべき大衆文化として全国に発信し続けている第一人者といえば、お笑い芸人の玉袋筋太郎氏だ。全日本スナック連盟の会長も務める同氏は、メディアや自身の冠番組『玉袋筋太郎のナイトスナッカーズ』などを通じて、全国各地の路地裏にある名店を訪ね歩き、その魅力を伝えてきた。
彼が唱えるスナックの魅力は「客同士が自然と会話を交わし、見知らぬ同士が一瞬で打ち解け合える包容力」にある。港町として独自のオープンな気質を育んできた明石の街は、まさにその真骨頂だ。カウンター越しに繰り広げられるママや常連客との軽妙なやり取りは、一度味わうと病みつきになる中毒性を秘めている。