長年、花き業界を悩ませてきたのが、イベント終了後や売れ残りによる「フラワーロス(花の廃棄)」だ。同市場では、過去数十年分の気象データ、カレンダーイベント、SNS上のトレンドキーワードをAIに学習させ、需要量を事前に精度高く予測するシステムを稼働させている。
過剰出荷を防ぐとともに、万が一セリで残った花についても、地域のドライフラワー加工業者やコスメ原材料メーカーと連携して100%リサイクルするスキームを構築。資源を無駄にしないサーキュラーエコノミー(循環型経済)の実践は、SDGs達成を目指す企業の先進的なモデルケースとして各方面から注目を浴びている。