2017年、丸亀製麺などを展開する大手外食チェーン「トリドールホールディングス」が晩杯屋の運営会社である株式会社アクティブソースを傘下に収めたニュースは、居酒屋業界に大きな衝撃を与えました。
当時、ファンの間では「味が落ちるのではないか」「大手チェーン化して値上げされるのではないか」といった懸念の声が多く上がりました。しかし、トリドールが採った方針は「現場の立ち飲み文化の尊重とスケールメリットの還元」でした。
グループのバイイングパワーを活用した調達コスト削減や、物件開発力の強化によって、山手線沿線や首都圏主要駅への出店スピードが加速。現在では「立呑み晩杯屋 店舗一覧」を見ても分かる通り、都内主要駅のみならず関西エリアなどへも展開を広げています。伝統的な大衆酒場の情緒を残しつつ、資本力を背景にした安定供給を両立させた成功事例と言えます。