洗い流さないトリートメントの使い方|プロが明かす順番と逆効果の罠

洗い流さないトリートメントの使い方|プロが明かす順番と逆効果の罠

洗い流さないトリートメントの使い方|プロが明かす順番と逆効果の罠の基本情報から最新動向までを徹底的にカバーしました。

Q1:毎日使い続けていると髪が急に重く乾きにくくなってきた気がします。原因と対処法は?
A1:オイルやシリコーン成分がシャンプーで落としきれずに毛髪表面に蓄積する「皮膜ビルドアップ」が強く疑われます。特にアミノ酸系マイルドシャンプーと重いオイルを併用していると発生しがちです。対処法として、1〜2週間に1回程度、洗浄力のしっかりしたクレンジングシャンプーやプレシャンプーで表面の油剤をリセットし、トリートメントの使用量を一度半量に減らして経過を観察してください。

Q2:朝のヘアアイロンを使う前と後、オイルはどのタイミングでつけるのが正しいですか?
A2:基本原則として「アイロン後」の熱が冷めたタイミングが推奨されます。一般的なヘアオイルを塗った直後に180℃前後のコテを通すと、水分の残留や油のオーバーヒートによって「ジュッ」と水蒸気爆破を起こし、キューティクルを破砕する原因になります。スタイリング前に使用したい場合は、必ず「アイロン用耐熱ヒートプロテクトミスト/ローション」を使用し、水分を飛ばしてからアイロンをかけ、最後のツヤ出しとして少量のオイルを毛先中心に馴染ませてください。

Q3:頭皮の乾燥が気になる場合、アウトバストリートメントを頭皮まで塗り込んでも良いですか?
A3:決しておすすめできません。毛髪用トリートメントに含まれるシリコーンや被膜形成ポリマー、高純度エモリエント油は毛穴詰まりやフケ、頭皮の炎症を誘発します。頭皮の乾燥対策には毛髪用アウトバストリートメントではなく、毛穴環境を整える「スカルプ専用ローション」「頭皮用保湿エッセンス」を別途選定し、髪用アイテムとは明確に塗布ゾーンを区別してください。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。