相次ぐ若手俳優やタレントの悲報は、エンターテインメント業界全体のあり方を根底から揺るがしました。三浦春馬さんの急逝などをきっかけに、演者のメンタルケアを個人の自己責任に帰する従来の手法に対する批判が急速に高まったのです。
これを受けて、吉本興業などの大手芸能事務所をはじめ、業界団体である日本芸能マネージメント事業者協会が中心となり、所属タレントやスタッフへのカウンセリング体制の拡充に乗り出しました。過密なスケジュールやネット上の中傷からアーティストを守るためのガイドラインが策定され、過剰な密着取材に対するマスメディアの自粛要請も一般化しました。痛ましい犠牲を経て、ようやく業界全体の意識改革が進み始めています。