定番殺虫剤アースジェットの真実!ゴキブリへの効き目と安全性を検証

定番殺虫剤アースジェットの真実!ゴキブリへの効き目と安全性を検証

定番殺虫剤アースジェットの真実!ゴキブリへの効き目と安全性を検証の概要と注目ポイントを一挙に解説しました。

リビングや寝室で使用する際、最も気になるのが同居する家族や動物への影響です。アースジェットの主成分は、除虫菊に含まれる天然の殺虫成分に似せて化学合成されたピレスロイド系薬剤(d-T80-フタルスリン、フェノトリンなど)です。

このピレスロイド系成分には「選択毒性」という際立った特徴があります。昆虫や両生類・魚類の神経系には極めて微量で麻痺を引き起こす一方、人間や犬・猫などの哺乳類・鳥類の体内に入った場合は、速やかに酵素によって分解・代謝され、体外へ尿などと一緒に排出される仕組みを持っています。そのため、用法・用量を守って正しく換気を行っていれば、ハイハイをする赤ちゃんや室内飼いの犬・猫がいる部屋で噴射しても、重篤な中毒症状を引き起こす心配は極めて低いです。

ただし、家庭内において絶対に避けなければならない例外が2点あります。

1つ目は、金魚や熱帯魚、メダカなどの観賞魚、エビなどの甲殻類、カメやトカゲといった爬虫類・両生類を飼育している部屋での使用です。ピレスロイド系成分は水中に溶け込むと魚類に対して極めて強い毒性を発揮するため、水槽のある部屋では使用を控えるか、完全に密閉してエアーポンプを止める厳格な対策が求められます。2つ目は、カブトムシやスズムシなどの愛玩昆虫です。当然ながら昆虫全般に作用するため、飼育ケースがある空間での噴霧は厳禁です。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。