ネットの検索候補やまとめサイトなどで散見される「ドラゴンボール超 漫画 完結」というワードですが、これには明確な誤解が含まれています。なぜこのような誤認が広がったのか、構造的な要因を整理する必要があります。
第1の要因は、「第103話のサブタイトルが『未来への継承』であったこと」です。このタイトルと鳥山先生の逝去のタイミングが重なったため、読者の一部が「鳥山先生からとよたろう先生へのバトンタッチを以て、超の物語自体が終了した」と解釈してしまった背景があります。しかし、エピソード内での描写はあくまで次世代の戦士たち(悟飯、トランクス、悟天、パン)の成長を示したものであり、物語の打ち切りを意味する演出ではありません。
第2の要因は、アニメ『ドラゴンボールDAIMA(ダイマ)』など別ラインのアニバーサリー企画が先行して話題を集めた点です。メディア展開の優先順位としてDAIMAへの注目が集まる間、漫画版が充電期間に入ったため、情報追跡をしていないライト層の間で「超の漫画は終わった」という誤った言説が定着してしまったのです。
公式発表においてプロジェクトの終了は一切アナウンスされておらず、Vジャンプ本誌でも「休載」と明記されています。ファクトに基づけば、物語は依然として継続中であり、新章の幕開けに向けた待機状態にあるというのが正確な事実です。