週刊誌や書籍でどれほど裏人脈が取り沙汰されても、民放テレビ局が彼女を重用し続けた理由は何か。そこには、高視聴率至上主義と芸能界が長年抱えてきたコンプライアンスの緩さが存在する。彼女が出演すれば数字が取れるという現実の前に、局側は噂や批判に目を瞑り続けた。
また、彼女自身が持つ強力な法的抗議や、バックに控える人脈の存在を感じさせる威嚇は、メディア関係者を縮み上がらせるのに十分だった。昭和から平成にかけての芸能界は、裏社会との境界線が曖昧な時代であり、テレビ局もまたその歪んだ構造の一部として組み込まれていたと言わざるを得ない。