SNSや知恵袋などのコミュニティを分析すると、「LINEで送った子どもの動画がモザイクのように粗くなってショックを受けた」「長時間の運動会動画を分割して何十本も送ったら相手から迷惑がられた」といった切実な声が散見されます。
LINEの標準送信機能は、サーバー負荷の低減と通信速度の維持を最優先するため、動画を強力に再エンコードします。設定画面の「写真と動画」項目でLINE動画を高画質で送る設定をオンにしていたとしても、それは静止画の「送信する写真の画質(高画質)」に主に作用するものであり、動画に関しては依然として大幅なビットレート削減が行われます。
また、ギガ消費の観点も見逃せません。外出先で長尺動画の送受信を繰り返すと、あっという間に月間のデータ容量を消費してしまいます。現場のリアルな検証データからも、長尺動画の受け渡しは「クラウドリンク化してWi-Fi環境下で閲覧・保存してもらう」運用が、送信者・受信者双方の通信環境とスマートフォンのストレージを守る最も健全なマナーであることが浮き彫りになっています。