車の前後左右に配置された4つの超広角カメラ映像を高度な画像処理技術で合成し、まるで自車の真上から見下ろしているような俯瞰映像を作り出すのがパノラミックビューモニターの基本構造です。発祥となった日産の「アラウンドビューモニター」との違い比較で言えば、基本的な作動原理は同じですが、各メーカーによって表示機能や付加価値に独自の工夫が施されています。
なかでもトヨタのパノラミックビューモニターは進化が著しく、車両の下側が透けて見える「シースルービュー」や、タイヤの切れ角と進行方向を緻密に予測するガイド線表示、さらには車両側方を大きく拡大する「サイドクリアランス表示」など、ドライバーの死角を徹底的になくす機能が搭載されています。これにより、従来のバックカメラ単体では確認できなかった左前輪付近の縁石や、駐車枠の白線との平行度合いが一目で把握できるようになりました。