ノビルは火を通すことで辛味が抜け、驚くほどの甘味へと変化します。加熱調理と保存食の代表格である2品を紹介します。
まず試してほしいのがノビルの天ぷらの作り方です。鱗茎と葉を切り離さず、数本を束にして薄く天ぷら粉をまぶし、170〜180度の油でカラッと揚げます。じっくり火が通ることで鱗茎がホクホクとした食感になり、ニンニクのような濃厚な甘味が引き立ちます。塩を軽く振るだけで、料亭の春先小鉢のような贅沢な一皿が完成します。
もう一つの大人気メニューが、刻んでタレに漬け込むだけの「万能醤油漬け」です。細かく小口切りにしたノビルを清潔な密閉容器に入れ、醤油・みりん・ごま油(または醤油・酒)をひたひたになるまで注ぎます。ノビルの醤油漬けの保存期間は冷蔵で約2週間から1ヶ月ほど日持ちします。炊きたてのご飯に乗せるのはもちろん、冷奴のトッピングや炒飯の味付け、焼肉のタレとしても大活躍する極上の調味料になります。