日常生活の中で、私たちは前後の動き(前かがみや歩行)を頻繁に行いますが、横に体を曲げる動作はほとんど行いません。使われない筋肉は徐々に緊張し、柔軟性を失っていきます。
特に体側の張りや痛みの原因として圧倒的に多いのが、長時間のデスクワークによる前傾姿勢や、足を組んで座る癖、片側の肩だけで荷物を持つ習慣です。
骨盤が傾いた状態で固まると、左右どちらかの脇腹が常に圧迫され、筋肉が強張って血流が滞ります。その結果、体幹と体側の柔軟性が失われ、以下のような不調の連鎖を引き起こします。
肋骨の可動域が狭まることで肺が十分に膨らまなくなり、知らず知らずのうちに呼吸が浅くなります。さらに、肋骨と骨盤の間のスペースが潰れるため、内臓が本来の位置より下がり、ぽっこりお腹や寸胴体型の引き金にもなってしまうのです。