シモツケは「新梢咲き(しんしょうざき)」と呼ばれる性質を持ちます。前年の古い枝ではなく、「その年の春以降に伸びた新しい枝の先端」に花芽を作ります。そのため、冬の間に強めに切り戻しても花が咲かなくなる心配がありません。
■ 年間剪定スケジュール
- 冬の強剪定(2月〜3月上旬): 春の芽吹き前に、株全体の高さを前年の半分から3分の1程度(株元から20〜30cm付近)までバッサリと切り戻します。古い枯れ枝や細い枝を地際から間引くことで、春に勢いのある太い新枝が多数発生し、葉色が美しく花数も格段に増えます。
- 花後の透かし剪定・花がら摘み(6月〜7月): 初回の開花が終わったら、咲き終わった花穂のすぐ下で枝を軽く切り戻します。消耗を防ぐだけでなく、切り戻した脇から再び新しい枝が伸びて、夏〜初秋にかけて返り咲き(2番花)を楽しめる場合があります。
春から初夏にかけて新芽がグングン伸びている時期に深く切り詰めてしまうと、せっかく作られた花芽を切り落として開花が遅れる原因になります。大幅な樹形コントロールは必ず冬から早春の休眠期中に行いましょう。