土木・外構現場で切っても切り離せないのが、運搬ダンプカーの選定と残土処理費用です。トラックは車格ごとに「最大積載重量」が法律で厳格に定められていますが、荷台の容積(あおりの高さ)と重量制限の双方が絡むため、トラック積載量の立米換算には明確な上限が存在します。
土砂(比重1.6換算)を運搬する際の一般的な積載目安は以下の通りです。
- 2tダンプ(小型):積載目安は約1.0〜1.2リューベ(荷台自体は1.5㎥以上入る形状でも、土砂を2t積むと約1.25㎥で重量リミット)。
- 4tダンプ(中型):積載目安は約2.0〜2.5リューベ(4t積載時の土砂量は約2.5㎥)。
- 10tダンプ(大型):積載目安は約5.5〜6.0リューベ(10t積載時の土砂量は約6.2㎥)。
容積だけで判断して荷台すりきり一杯まで土を積み込むと、重量ベースで容易に道路交通法違反(過積載)となってしまいます。安全管理と法規遵守の観点からも、比重を踏まえた立米把握が不可欠です。
あわせて知っておきたいのが残土処分のリューベ単価相場です。現場で発生した建設発生土を処分場に持ち込む費用は、1リューベあたり概ね4,000円〜9,000円前後が一般的な市場価格帯となっています。ただし、現場からの運搬距離、処分場の受入規格(第1種〜第4種建設発生土の区分)、ガラ混じりの有無によって価格は変動します。見積書で「残土処分一式」と記載されている場合は、単価が1㎥基準なのかトラック1台基準なのかを必ず確認することが無駄なコスト削減に繋がります。