日本のアニメーション産業において、本作が果たしてきた役割は計り知れない。歴代のテレビシリーズから連なる劇場版の系譜は、2026年公開の『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』でひとつの頂点へと到達した。獠の過去と宿敵との宿命を描き切った同作のセル画や設定資料展示は、アニメファンにとっても必見の内容となっている。
アニメ版のアイコンである名曲の数々が会場内に静かに流れるなか、歴代アニメシリーズの名場面をコラージュした限定Tシャツやサウンドトラック連動のアートブックを手に取る来場者の列は途切れない。昭和、平成、令和という3つの時代を駆け抜けながら、常にエンターテインメントの最前線でアップデートを続けるコンテンツの底力がここにある。