ソウルの広大な面積(約605平方キロメートル)は、漢江を境界線として北側の「江北(カンブク)」と南側の「江南(カンナム)」に大別され、合計25の自律的な行政区で構成されています。
ソウル特別市行政区域における全自治体を網羅したソウル特別市25区一覧は以下の通りです。
【江北エリア(14区)】
鐘路区(チョンノぐ)、中区(チュンぐ)、龍山区(ヨンサンぐ)、城東区(ソンドンぐ)、広津区(クァンジンぐ)、東大門区(トンデムンぐ)、中浪区(チュンナンぐ)、城北区(ソンブクぐ)、江北区(カンブクぐ)、道峰区(トボンぐ)、芦原区(ノウォンぐ)、恩平区(ウンピョンぐ)、西大門区(ソデムンぐ)、麻浦区(マポぐ)
【江南エリア(11区)】
瑞草区(ソチョぐ)、ソウル特別市江南区(カンナムぐ)、松坡区(ソンパぐ)、江東区(カンドンぐ)、陽川区(ヤンチョンぐ)、江西区(カンソぐ)、九老区(クロぐ)、衿川区(クムチョンぐ)、永登浦区(ヨンドゥンポぐ)、銅雀区(トンジャクぐ)、冠岳区(クァナクぐ)
この行政構造を語る上で欠かせないのが、近年のソウル特別市人口推移です。ソウル単体の定住人口は住宅価格の高騰や少子化の影響を受けて約940万人前後へと微減傾向が続いています。しかし、周辺の京畿道や仁川を含む「首都圏(スドグォン)」全体で見ると2,600万人規模に達しており、韓国全人口の約半数がこの都市圏に集中しています。
とりわけ富裕層や巨大IT企業、美容医療が集積する江南区・瑞草区・松坡区の「江南3区」は、政治・経済・教育において突出した影響力を維持しており、伝統的な商業・行政の中心地である江北の中区・鐘路区との間で都市機能の棲み分けが進んでいます。